税理士試験の消費税法を勉強する際に大事な点は以下の通りです。
1. 学習時間と目安
- 消費税法の合格に必要な勉強時間は、500時間から1000時間程度とされています。具体的には、600時間から800時間ほどが目安とされています。
- しかし、当然ながら、個人差があります。理論暗記が苦手な人は当然もっとかかります。
2. 試験内容と形式
- 試験時間: 消費税法の試験時間は120分で、理論と計算がそれぞれ50点ずつ、合計100点満点です。
- 試験範囲: 消費税法の各種規定(意義、要件、計算方法を含む)や事例形式の問題が出題されます。また、近年では直近の改正論点が取り上げられる傾向があります。
- 計算問題: 事例に基づく総合問題が出題され、納税義務の判定や課税標準額に対する消費税額、控除対象仕入税額、納付すべき消費税額の計算が求められます。
3. 重要なポイント
- 取引分類: 消費税の取引分類(課税・不課税・非課税など)を理解することが重要です。
- 計算スキル: 売上・仕入の集計や、各種取引の区別、仕入税額控除、簡易課税制度などの知識とともに、素早く正確に計算するスキルが求められます。
- 軽減税率制度: 2019年10月の消費増税や軽減税率の導入に伴い、社会的な関心が高まっており、これらの制度についての理解も重要です。
4. 勉強方法
- テキストと問題集:TAC、大原などのメジャーな専門学校などの、カリキュラムに従うのが近道です。
- まれに独学の方いますが(私はおめにかかったことありませんが・・・)、 「消費税法の学習におすすめのテキストや問題集」を検索して自学自習されているのだと思います。
- ただ、専門学校のカリキュラムに従い進めていくのが、近道だと思います。
- 私は、広島には通学できるところが、TACしかなかったので、TACにしました。
- 質疑応答事例:応用問題対策として、 国税庁HPに掲載されている「質疑応答事例」や「消費税の軽減税率制度に関するQ&A」を使用した勉強方法も有効です。
5. 実務での必要性
- 消費税法は実務での必要性が高い科目であり、他の税法科目に比べて学習範囲が限られている一方で、人気の高い科目です。
これらのポイントを踏まえて、効率的に勉強を進めることが重要だとおもいます。
私が、消費税を選択した理由も、「実務で必要とされるから・・・」です
50代で官報合格しても、就職できないのは目に見えています。
少しでも、採用してもらえるように実務性の高い消費税を選んだ次第です。
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